1989年に殺人事件で起訴された男性が無罪になったニュースを読んだ。
疑いが晴れてどんなにか安堵していることだと思う反面、人生の16年を刑務所の中で過ごした月日の重大さが自分の生活に戻った時にどんな風にのしかかってくるのだろうと考えてしまった。 16年ぶりに帰る自分の家? 想像できない。 矢のように飛んで行く毎日、あっという間の1年、2年。。。とは言っても16年はそう簡単に飛んで行かない。 人が生きて行く上で関わってくるひとつひとつのことは、その人に必要でしかも、学ぶべきことだという考え方がある。 どうしても馬が合わない人なのになぜか行動をともにする場面が多いとか、「試練だー」と気づきながらも乗り越えなくてはならないこととか、過ぎ去ってみて自分が大きくなれたと感じることとか。。。。 でも、事件に巻き込まれ、しかも、疑いをかけられて法と戦って行かなければいけない試練とは。 乗り越えたものの大きさに比例する自分の宝物が出来たことを祈りたいものです。
by gosseline
| 2005-05-11 01:06
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